谷底を行く旅

転職も移住も失敗。崖から転げ落ちて、その谷底を行く自虐自笑の記録です。

焦 燥 <45歳からの就職活動 再就職活動で肝に銘じておくこと>

「夢想転職」

起業をいったん断念して就職活動をすることにしました。

移住してから既に1か月経過し、娘の夏休みも終わり、9月になった頃のことです。

 

まずはハローワークに出掛け、失業手当の手続きをしました。

手続きをしたところで、手当てがもらえるのはまだずっと先です。

貯金があるとはいえ、無収入のまま就職活動を続けていくことにかなりの不安でした。

(早く就職しなくちゃ…)精神的重圧がのしかかってきます。

 

ハローワークのホームページを閲覧する日々が始まりました。

地元の街だけではなく、隣の市まで視野を広げて探しました。

再就職にあたって次のように考えていました。

①自分が今までやって来た小売業、もしくはこれからの副業にもつながりそうな業種

②以前と同じ収入に近い収入を将来的にに見込める可能性があること

③(副業ができるように)休みがきちんとあること

・・・そんな都合のいい就職先などあるはずもなく、ひと月が過ぎました。

 

住まいから車で小一時間ほどの地域にある廃品回収業社から内定をもらいました。

入社してくれるなら現場もやってもらうが、営業もやってもらいたい。特に鉄を集めてもらいたい。と経営者の方から面接の際に言われました。

鉄を集める、という言葉にロマンを感じました。

 

しかし、就職には至りませんでした。

自分としては副業に活かせる知識や技術を学ぶこともできるかな、と思ったのですが、

とくに体面を気にする義母から強く反対されました。

自分の直観力を信じることができなくなっていました。

一緒に住み始めたばかりの義母からこれ以上の反感を買うのは得策ではないと判断しました。

起業で挫折して心が弱っている私は反論することもできずに内定をお断りしました。

 

<再就職活動で肝に銘じておくこと>

【自分が過去につかんだ栄光など再就職には役に立たない】

【人手不足の時代だから就職口はたくさんあるだろう、は当たってるけど、自分に都合のいい仕事は思っているより存在しない】

【再就職活動は焦りで心が弱り、直観力より妥協を選びがち】

【家族から反対される就職先が存在する】